アメリカ産冷凍牛肉セーフガード発動!吉野家・すき家の後始末!
セーフガードが14年ぶりに発動されました。
TTPが頓挫したことも影響しています。
トランプ大統領のバカ!
家庭にも影響を与えるアメリカ冷凍牛肉の緊急輸入制限措置(セーフガード)です。
食の値上がりは家計を直撃するので心配ですね。
セーフガードとは?
今回のセーフガードとは簡単に説明すると、
国内の畜産農家を守るために、
格安で輸入されているアメリカ冷凍牛肉の関税率を、
引き上げる緊急輸入制限措置です。
緊急輸入制限措置はいつから?
現在の関税率は38・5%ですが、
セーフガードが発動されると米国産の冷凍牛肉の関税率が50%に引き上げられます。
緊急輸入制限措置と聞くと今すぐのようなイメージがあります。
はい!すでに関税は今月(2018年8月)から上がっています。
2018年3月まで50%に引き上げられます。
吉野家・すき家など大手牛丼チェーン店は値上げ?
今回のセーフガードは8ヶ月間発動されます。
吉野家・すき家などの大手の牛丼チェーン店は、
アメリカ産の冷凍牛肉を使用しています。、
特に吉野家はアメリカ産の冷凍牛肉でないと、
吉野家の味は出せないとの事で、こだわりの食材でもあることから影響は必死です。
ただ一定量の在庫は確保していることから、
すぐに値上げとはならないようです。
ギリギリまで企業努力で値上げは堪えてくれるでしょ。
しかし、さすがに8ヶ月分の冷凍牛肉のストックは無いとの報道もありますが、
消費者としては頑張って欲しいですね。
チルドの牛肉と家庭にも影響が・・・
アメリカ産の冷凍牛肉の関税が上がると、
同じく米国産のチルド肉にも影響が出ます。
セーフガードが発動される前の、
チルドの牛肉と冷凍牛肉とでは、
購買層も値段も関税率が違うのでバッティングしません。
しかし、緊急輸入制限措置が実施されると、チルドと冷凍牛肉の価格差もなくなり、業者間でも肉の奪い合いになります。
そうなるとチルドの牛肉の値段も上がり、
われわれの家計にも影響してくるのです。
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まとめ
国内の生産業者を守るためには仕方がない部分もありますが、
家計に与える影響を考えると厳しいですね。
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